インディペンデントの映画ながらロングラン・大ヒットした作品です。
この頃、ハリウッドではウエディング映画が流行っていたのでしょうか?
小学生だった私は、『ウエディング・プランナー』や『メイド・イン・マンハッタン』を観て
映画のきらきらしたロマンスと結婚式に憧れました。
シンデレラコンプレックスはハリウッドに毒された後遺症ですかね…。
父親からはやくギリシア人と結婚しろと言われる毎日。
でもある日、恋に落ちて、彼女は変身していきます。(あとはもうお決まりです)
ヒーローのイアンが、トゥーラの強烈なギリシア人ファミリーに溶け込んでいく様、
見ものです。イアン、完璧すぎ!
ギリシア系アメリカ人という人種の差、文化の差を乗り越えていくストーリーと
言ってしまえば、すごくアメリカ的でベタですが、
私にはもっと普遍的な、結婚と相性の話に思えました。
どんな人の家族も、その家族の色とか匂いとかルールとかがあって、
外から見たらそれって結構強烈なこともしばしばあるのかと思います。
自分と似たような家庭環境の人を見つけたらそれは居心地がいいと思うけど、
この人だって思った人が、全然違うルールや色をもってる家族の一員だったら
そこにいかに溶け込んでいけるかが大切で。
私はギリシア人ファミリーに負けず劣らず強烈な女系家族に育ったので
なんだか他人事には思えないのでした。
ちなみに、このお話は主人公を演じたニア・ヴァルダスが
自身の結婚をベースに書いた一人芝居が原作だそうです。
一人芝居で、セリフだけでこのお話が演じられるの、すごく興味ある。
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